縦割り保育について

核家族化や少子化が進み、様々な人や異年齢児の関わりが少ない現代、多様な仲間関係の構築や自我の発達をより一層促したいという考えのもと、2020年度より縦割り保育形態をとっております。現在縦割り(異年齢児)2クラスを主とし、横割り(年齢別)の活動も毎日(1時間~1時間半位)組み入れながら生活しております。

バッチの種類

【1号・2号】 青バッチ(年長児)  黄色バッチ(年中児)  赤バッチ(年少児)  ピンクバッチ(満3才児)

【3号】 むらさきバッチ(2才児)  オレンジバッチ(1才児)  白バッチ(0才児)

 

縦割り保育とは

縦割り  満3才児~6才児混合クラス

横割り  同年齢クラス

 

主な活動時間

登園~10:30 縦割りクラス

         自由選択活動

         朝の会・お祈りなど

 

10:30~11:30 横割り活動 

         年齢別の活動

 

11:30~降園  縦割りクラス

         お弁当・ホールor外遊び

         帰りの会

 

 

縦割り保育を通して考えられる効果

1.核家族化、少子化によって子どもたちが異年齢児の子ども同士とかかわることが少ない現代、異年齢保育活動を通して多様な仲間関係や自我の発達にプラスになる。

2.異年齢保育活動を通して子どもたちが相互に教え合い、学び合い、共に育ちあうことができるようになると考えられる。

3.異年齢保育活動を通して、個々の子どもの拠点となる場所や居場所が広がり、縦割りクラス、横割りクラスの先生など関わりが広げられる。

縦割り保育による子どもの成長発達

♦上の子にとって

・年下の子に対して優しく対応することを通して自信につながる。

・年下の子に対して思いやり、労り、手伝う、お世話をする、配慮する、見守ることが自然にできるようになる。

・遊びや生活を教え伝授していく。教えることで遊びに広がりが出て、深められ、創意工夫ができるようになる。(教えることで学び、理解が深まる。)

・年上の子としての自覚が持てるようになる。意欲的に活動に取り組める。

 

♦年下の子にとって

・年下の子どもは年上の子に対して憧れや目標を持ち、真似をしようとする。(見て学ぶ)

・大きくなりたい気持ちを持ち続け進級した時は、自分がしてもらったように年下の子に接することができるようになる。

・上の子にサポートしてもらってできたことが喜びや意欲につながる。(やってみて学ぶ)

・自立が早くなる。自立心が育つ。