認定こども園 長万部マリア幼稚園が大切にしたいこと

 

 

 

 日々の生活の中で、子どもたちひとり一人にとって居心地がよく、あらゆる場面において自らを発揮できるところでありたいと思っております。

 

日本の若者の自己肯定感が低いと懸念されている現代、まずは自分自身が好きで、どういう人間であるか理解し、長所・短所を受け入れられる人間形成をもとに、他者への配慮ができる人であってもらいたいと思います。そのためには、日々の生活の中で基本的生活習慣の自立から始まり、園内における集団生活に基づいた約束事やルールを考え  守り、社会生活において最低限身に付いて欲しい規範を幼い頃より感じ取り、生活の中で自然に身に付いて欲しいと考えております。それから自立した後に自主性を重んじ、自ら気付いたり、思考したり、発見したり、迷ったりしながら時に保育者や友だちと共に気持ちを共有し合いながら、目に見えない一人一人の能力(非認知能力)を引き出していけるように、一人一人の子どもたちを一人一人の人間として尊重し、ありのまま受入れ、個々に合わせて助言・援助ができるよう配慮することを心がけております。

 

そして、2021年からは幼保連液型認定こども園として再出発いたしました。幼稚園は教育の場として、五感を通して幼保連携型認定こども園教育・保育要領の5領域に沿った活動を組み入れ、活動の一つ一つを自らが楽しみ、興味を持って参加し、主体的に進めていけるように保育教諭は日々、研修・試行錯誤を繰り返しながら、保育教諭同士が連携して保育を進め行けるように心がけております。そして日々ふり返りながら反省し、次への新たな一歩を踏み出すことができるよう幼保職員一丸となって0才から6才までの可愛い子どもたち一人一人の大切な瞬間に立ち会えることに感謝しながら、保育を進めております。また、卒園後、小学校へのスムーズな移行を踏まえ、同じ教育の場として円滑な引継ぎはできるように見聞きする力、集中力の獲得に気を配りたいと考えております。幼児期は生涯にわたる人間形成の基盤つくりとして、極めて重要な時期であり、家庭と幼稚園が連携しながら成長の手助けをしていくことが大切と思われるので、責任をもってお子様をお預かりし共に育て合うという気持ちのもと成長に寄り添いたいと思います。しっかりと地に根をはることができるよう・・・

 

認定こども園長万部マリア幼稚園 園長 川本 加奈